スタジオの屋上
スタジオの中の様子
スタジオの屋上
スタジオの中の様子
スタジオの中の様子
ビルの屋上
日ノ出町駅前
スタジオの中の様子
PlayPause
previous arrowprevious arrow
next arrownext arrow

ごあいさつ


<2025年9月のワイキキSTUDIO企画>

 9月に入りました。
今月はレクチャー・シリーズのレギュラーが3本と、手塚夏子さんの企画が開催されます。
レクチャーどれもそろそろ終盤戦。
秋冬からはまたあたらしい企画立ち上がる予定ですのでご期待ください。11月はフェスも! あるよ!
ご予約は
info@ootany.com
までお願いいたします。では!
大谷拝
以下、今月のイベント情報です。
—————–

■見えない矢印を巡る旅 2合目および3合目

手塚夏子×高杉征司×浜田誠太郎

https://mienaiyajirushi.amebaownd.com/posts/57228105

2合目:2025年9月20日(土) 19:00~21:30

3合目:2025年9月26日(金) 19:30~22:00

料金:両日各2000円

2合目および3合目セット料金:3000円

定員:両日各15名ずつ

予約:natsukote@gmail.com

【わりあい長い付き合いである手塚夏子さん、ワイキキ使ってもらえて嬉しいです。どんな「旅」になるのか。当日ワタシも参加できるかな? 楽しみです(大谷)】

———

■ ワイキキ・レクチャー・シリーズ#1 『21世紀(のため)の落語論』

第6回 <散文芸術としての「落語」(1)>

日時:2025年9月18日(木) open 18:30 / start 19:00

講師:和田尚久

聞き手:大谷能生

料金:¥2000(税込・当日精算)

【作中では歌わず、踊らず、どころか立ちもせず、相方もモブもいなければ舞台美術も照明もない、という極端にミニマルな「演劇」としての「落語」は、いったいどのあたりから「フツー」な芸能として認知されていったのでしょうか。近代落語の祖としての圓朝の仕事を同時代の文物と一緒に眺めながら、言文一致的演劇としての「落語」の特殊性を浮かび上がらせて見たいと思います。そろそろ最終コーナーですね。(大谷)】

———-

■ワイキキ・レクチャー・シリーズ #2  『ブレヒトの『戦争案内』研究』 vol.5

日時:2025年9月21日(日)Open 18:00 /  Start 18:30
料金:¥2000(税込・当日精算)

講師:『戦争案内』研究会
聞き手:大谷能生

『戦争案内』研究会:
石見舟(ドイツ演劇研究者)
小池俊起(デザイナー)
西澤諭志(写真家)
羽鳥嘉郎(演出家)
古屋敬洋(会社員、俳優)
持田睦(演出家、ユイレ&ストローブ研究者)

【こちらは最終回です。ブレヒトの『戦争案内』の詩篇の新訳が、この回で完成する予定です。ようやっと全体像を眺められるようになるわけですが、さて、そこから見えてくるブレヒトの「演出」とは? 没後50年、前の世界大戦を舞台にしたこの作品からはじまるものがおそらくまだあるはずです。(大谷)】

<企画概要>

『戦争案内(原題:Kriegsfibel)』は、ベルトルト・ブレヒトが1955年に刊行したフォトエピグラム。第二次世界大戦当時、亡命先の各地でブレヒトが新聞や雑誌から切り抜いた70枚の写真にそれぞれ4行詩を添えた、きわめてユニークな写真集である。
https://www.eulenspiegel.com/verlage/eulenspiegel-verlag/titel/kriegsfibel.html
ドイツ国外でもしばしば注目され、英語・フランス語・イタリア語などに翻訳されているほか、美術史家・哲学者であるジョルジュ・ディディ=ユベルマンが同書にもとづく著書を刊行している(邦訳『イメージが位置をとるとき』宮下志朗・伊藤博明訳、ありな書房、2016年)。しかし『戦争案内』そのものの日本語訳は単行本化されていない。
当研究会では、『戦争案内』をブレヒトの「異化」「演出」についてビジュアルを伴って考えられる恰好の題材であると位置づけ、訳文を作成してきた。本レクチャーでは各回テーマを設けつつ、訳文付きで『戦争案内』を読み進め、そのおもしろさに触れてもらいたい。
2026年には没後70年を迎えるブレヒトの重要な仕事のひとつとして、『戦争案内』はあらためてひろく読まれるべきだろう。レクチャー内容を反映した邦訳を刊行予定。

——————–

■ワイキキ・レクチャー・シリーズ #3 『コンテンポラリーダンスの門前』vol.5
「どうすればダンスから場が生まれるのか──劇場・ローカリティ・DIY」
日程:2025年9月24日(水)19:30(open19:00)
料金:2,000円(税込・当日精算)
出演:Aokid、大谷能生 、萩庭真(聞き手)
【ゲストはAokid! 最初に彼を見たのは今は無き原宿ヴァカントでだったかなあ。もう大昔だ。多田淳之介演出の「コレオグラフ」で一緒に作品作ったり蓮沼フィルにゲストで出てもらったりと、関わり合いは割と多く、根掘り葉掘りいろいろ聞いてみたいこと多数なので楽しみです。(大谷)】
 以下、主宰萩庭氏のコメントです。
「門前」シリーズ第5回は、ストリートと劇場を自在に横断するダンサー/アーティストのAokidさんをお迎えします!

かつて「ストリート」はオルタナティブな文化の発信地でした。
それがいつしか管理された空間へと変化しつつあるいま、私たちはどこで、どのように身体を介した表現や対話の場を新たにつくりだしていけるのか。ダンスから生まれる「場」の可能性について、じっくり語りあいます。

1970年代に生まれたヒップホップや、スケートボードカルチャー、パンクロックに象徴される、都市に生きる若者たちを夢中にさせた「ストリートカルチャー」は、若者たちがみずからの手でそのスタイルとコミュニケーションの回路を切りひらいてきた歴史を持っています。
それはまさに、制度やルールの外側からまきおこるオルタナティブな文化の実践でした。

一方、コロナ禍を経た2025年現在、私たちの暮らす都市空間は、より快適で安全に整備されています。しかしその結果、社会の息苦しさは増しているようにも感じます。「ストリート」と呼ばれる場所がまちから失われることで、そこから排除される声、見えなくなる欲望、居場所をなくす身体もあるのではないでしょうか。

いま「ストリート」はどこにあるのか。
都市が私たちの社会から自由や偶然性を静かに奪ってしまっているとしたら、そのような時代にどんな文化的抵抗の手段がありうるのか。
ストリートと劇場、ダンスと美術、アートと日常など、いくつもの境界を軽やかに横断しながら、独自の方法と創意工夫で線を引きなおし、人々が集まる場をつくりだしてきたAokidさんとともに、私たち自身のローカリティをあらためて問いなおします。

身体の側から都市を見つめなおし、オルタナティブなダンスの場を自分たちの手によってひらいていくこと。それはもしかしたら、都市を上から「設計」するのではなく、日常の中で試行錯誤しながら、場所の意味や使い方を能動的に更新していく「タクティカル・アーバニズム」の考え方とも重なるかもしれません。
近年、注目を集めるこうした都市デザインの実践も参照しながら当日は議論を展開していく予定です。

ダンスは、どこで、どうやって、人と場所を結びつけ、新しい風景を生みだしていけるのか。
ダンスやアートに関わる方も、場づくり、まちづくりに関心のある方も、ぜひご参加ください。

プロフィール:
Aokid
CMビタミンすぅ〜MATCHの影響などでダンスを始める。2008年までブレイクダンスチーム”廻転忍者”として活動、東京造形大学映画専攻在学中より舞台芸術や美術作品の制作を開始。卒業後、KENTARO!!氏の作品や企画などに関わることに始まり、”Aokid city”や”どうぶつえん”といった多様な分野との共同制作やパブリックへの試みを持つ。
横浜ダンスコレクションコンペティション1(2016)審査員賞受賞。

萩庭真
元オフィスマウンテンメンバー(2019〜2021)。現在は横浜の小劇場STスポットの職員。レジデンスプログラム「迂回スケープ」を企画担当する。人生でできた友達は3人。
スタジオの屋上

アクセス


〒231-0033
神奈川県横浜市中区長者町9丁目174 第5吉田ビル401

401, No.5 Yoshida Building, 9-174, Chojamachi, Naka-Ku, Yokohama-Shi, Kanagawa-Ken
231-0033, Japan

今後のスケジュール


お問い合わせ


以下のメールアドレスよりお問い合わせください。
※クリックするとメーラーが開きます。

info@ootany.com

第5吉田ビル