■『演習と上演/fin』
「上演」を最終地にせず、上演30分、ポストトーク30分
1ヶ月後に「演習と上演」を記録した映像作品がメールで届く公演企画です。
【出演】 櫻井成美 藤家矢麻刀
【日程】11月2日(日)13時
11月2日(日)16時
11月3日(月・祝)13時 (全3ステージ)
※受付/開場は、開演30分前
【チケット】
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02djgicbmqq41.html
【料金】 2000円(自由席)
+アクタードネーション(俳優への寄付をお願いしています/任意)
【スタッフ】作・演出/井川博之 音楽/丹野武蔵 当日運営/佐々木ラッコ
【特設サイト】https://meliesfilm.wixsite.com/my-site
「演習と上演」というタイトルの通り、“俳優が演じる”ということを含めて1週間で創作した30分ほどの作品を上演し、
その後、ポストパフォーマンスフィードバックとして「演じること」をテーマに出演者と演出家で話をしながらシーンを抜粋し、再び演じてみます。
公演1ヶ月後にメールにて映像版の『演習と上演/fin』がメールで届きます。
映像作品は、上演記録でもドキュメンタリーでもなく“本編”です。
俳優と観客も「上演」を持続する空間・時間として共有します。
□公演の流れ
①「上演」約30分
公演のために書かれた「fin」というテキストを上演します。
②ポストパフォーマンストーク約30分
俳優(櫻井成美、藤家矢麻刀)に「演技をすること」をテーマに「演習」で何を考えたのか、テキストに対してどうアプローチしたのかなどを伺いながら、フィードバックし再びシーンを演じます。
③映像作品『演習と上演/fin』
公演1ヶ月後にチケット購入時にご登録いただいたメールアドレスに映像作品が観れるURLが送られてきます。※公演日に上映するものでは、ありません。
【問い合わせ】nanoricompany@gmail.com
【Nanori X】x.com/Nanori_
主催:Nanori

そして11月末におこなわれる「ワイキキ・コレクション2025秋冬」の情報も公開しました。別のスレで展開しますので、ぜひチェックを。情報量いきなりすごいです! 毎週更新で公演内容展開していきますので引き続きよろしく。ではでは。
<10月のイベント情報(その1)>
新企画「ワイキキ文化部」はじまります。まずは「映画部」ですね。
以下詳細です。

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で、すでに六回目。「コンテンポラリーダンスの門前」。
企画概要:
「コンテンポラリーダンスの門前」は、ダンスを界隈の外の人々にもひらき、社会との接点を探るトークシリーズです。
第6回目のゲストは、長年にわたってBody Arts Laboratory(BAL)の運営に携わり、ダンスにおける「キュレーション」を、Whenever Wherever Festival(WWFes)で実践されてきた、五月めいさんです。
WWFesはダンスアーティストを中心としたコレクティブによって運営される、実験的な身体芸術フェスティバルです。2009年に始動し、2025年に第11回目を迎えました。特徴は、フェスティバルの形態自体を探りながら、創作プロセスや先鋭性を重視する点にあります。その仕組みによって、パフォーマンスやトーク、展示など多彩なプログラムを展開し、従来の作家・作品主義に傾きがちなコンペティション型のショーケースとは異なるネットワークを築いてきました。それは同時に、社会における創作に伴うさまざまなヒエラルキーを問い直す活動でもあります。
WWFesは立ち上げ当初からキュレーター制を導入しています。五月さんはそのなかで、美術分野をバックグラウンドとする「傍流」という立ち位置から、振付家やダンサーだけでなく、「身体」をキーワードに美術家や詩人、音楽家や批評家らを巻き込んでいき、ダンスを媒介する回路を見出してきました。身体・ダンスをメディウム(触媒)に、創造性や批評性の交換を、視覚・時間・言語芸術などとの境界面でいかに生みだしうるのかが、そのままキュレーションのかたちで試されました。
また近年、公園や広場などパブリックスペースでのパフォーマンスを行なうWWFesが掲げてきたテーマが〈らへん〉(Aroundness)です。〈らへん〉とは、ある場所に身体が介在することで生じる風景・記憶など、時空の幅やイマジナリーな次元も含む「周辺」を意味しています。そしてそこには、アーティストの「周縁」的なあり方や、そこからの社会への眼差しも込められています。
たとえば、”いつでもどこでも”ここにある風景から、身体が触発され生み出される振付や身体イメージなど、一見マイナーとも言える表現が探求されてきたWWFes。そうした発想の在り処を紹介しながら、いまどのようなダンス表現にアクチュアリティ・現在性がありうるのかを問いかけていきます。そこから同時に、「中心と周縁」という図式に陥らずにオルタナティブを考えることはできるのか?その行方を探ってみたいと思います。
そもそも、キュレーションとは何でしょう。それはたんに作家や作品を選んで並べるのではなく、アーティストや観客、それを提示する場=社会との関係性をどう新たに編成するかが問われる仕事であるはずです。
本トークでは、WWFesの歩みを振り返りつつ、「傍流」または「周辺・周縁」的なスタンスによるキュレーションとそこで起こる表現から、社会とダンスとの接続を探ります。視点を移しかえることで、見過ごされがちな感覚や声を浮かびあがらせる。その実践は、私たちが日々のなかで社会と向きあう方法を更新するヒントにもなるでしょう。

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